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いのちあるもの*

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今朝 ばあばが

泣きながらテレビを見ていた。

「どれだけ苦労して作ったと思っとんじゃろうな

やりきれんわ ほんまに。。。」

 

福島県や茨城県の農家の方たちが

一生懸命作った 野菜から

放射性物質が検出され

出荷停止になっている。

福島のほうれん草やキャベツやブロッコリーは

摂取制限も出た。

 そして 茨城産というだけで

安全な野菜も 風評被害をうけている。

 

規模は小さいけれど

同じように野菜を作っている ばあばには

福島や茨城の農家の方たちの悔しい気持ちが

痛いほどわかるんだろう。

手塩にかけて 育ててきた立派な野菜たちが

誰に食べてもらうこともなく

廃棄されるのだから。

「悔しい」「やりきれない」のひと言では片付けられない。

 

「パセリなんか あんなに青々としとるのにな。。。」

泣いている声が 震えていた。

 

牛乳も 出荷停止になり

酪農家の方たちは どんな気持ちで

毎日搾乳しているのだろうか。

出荷できない牛乳を 毎日搾らなければいけない

つらい作業。

 

どうなるんだろう 日本は。

いつも通りの生活が送れるようになるまで

みんなの気持ちが折れないように

何ができるだろう。

 

避難所生活も

救援活動も

復旧作業も

出荷停止も

計画停電も

みんなみんな 耐えている 頑張っている。

 

私は

何も制限されていないいつも通りの生活を

変わらず送れている。

そんな私にも

少しでも役に立てることはないか

遠い岡山から できることだってあるはず。

 

同じ思いでいる仲間たちと一緒に

4月3日 日曜日

チャリティーガレージセールをします。

詳細は 明日のブログにて。

 

ばあばが畑から収穫してきた

抱えきれないほどいっぱいのわけぎ。

そのせいで

涙がこぼれ 目にしみて痛い。

いつもなら「まったく もう」と

渋々目をこするところけれど

今日は その強烈な香りに

野菜も生きているんだなと

「野菜のいのち」を感じた。

 

畑の恵みに感謝し

ちゃんと食べてあげなくては。


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コメント 2

yann

今回の、たぶん空気中の放射性物資が雨なんかで付着したんだろうね。
だから葉物がやられた。
津波で根こそぎやられたなら、駄目になったのが目に見えるから
まだあきらめもつけやすいけど、
きれいに実ってるものね、あきらめきれないよ。

食べても平気と言う声も多いのにね。
なんか、基準があいまいで、どれを信じていいかよく分からない状態。
私は食べます。
でも、子供にたべさせる?
となると・・・・・???


この事態が、土壌汚染にまでにならないことを強く願います。



by yann (2011-03-25 14:35) 

mire3030

yannさん。。。
福島や茨城産だっていうことだけで
汚染されていない野菜まで売れなくなってきてますよね。

説明不足なのか 不安な気持ちになるばかりで
安心して食べられることが なかなか伝わっていないような気がします。

昨日は作業してくださっている方2名が被ばくしてしまった。
作業者さんたちも そのご家族も
心配で不安で仕方ないですよね。
by mire3030 (2011-03-25 16:13) 

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